
ロベン・フォード 「ブルームーン」
ファースト・アルバムのタイトルは「ギターに愛を」だったと思う。モノトーンのLPジャケットで、ラリーカールトンの後釜のポジション狙いだったけど、ラリーカールトンよりずっとファンクっぽい音で、黒っぽい音だった。それがその後、マイルス・デイヴィスのバンドに一時期加入したこともあったりしたけど、明快なブルースミュージシャンとして帰ってきた。
この「ブルームーン」にしてもそうだが、自分で歌うボーカルナンバーと、バリバリ・ギター弾きまくりのインストがほぼ半分の割合。で、このクラスのミュージシャンになるとアルバムごとの出来にあまり差がなくて、よく言えば安定感があるし、悪く言えばマンネリかな。でもこのロベン・フォードのギターも独特のギター・トーンとフレーズのリズム感があって、実にカッコいいソロフレーズを弾く。
もう、3年ぐらいまえに大阪ブルーノートの最前列でこのロベン・フォードのライブを見たのだが、メインのギターは、あのフェンダーのロベンフォードモデルじゃなくて、ギブソンの現行のレスポールstdと、このアルバムジャケの白のテレキャスターを使い分けてました。アンプもあの伝説のハワードダンブルのアンプじゃなくてギブソンのアンプでした。その音がまたでかくて、ちょっと耳が難聴状態になっちゃいましたが、次から次へフレーズを繰り出すそのプレイは、やっぱり本物のプロ中のプロ(当たり前か)で素晴らしいライブでした。
ライブが終わったあとも、楽屋の前で即席のサイン会を開催してくれて、私のこの「ブルームーン」のCDの中ジャケには、ロベン・フォードのサインがバッチリ。握手してくれた手も、ごつくてでかい手でした。
