
アルバート・キング 「Born Under A Bad Sign」
「悪い星の下に生まれて」って、このアルバムのタイトルそのまま何だけど、70年代から今にいたるまで、ブルースロックでカバーされ続けてる名曲なんですよ。
このアルバムはアルバート・キングが出したのは1967年かな?音はその時代の音でホーンが入ってたりしてるし、レコードやジュークBOXの時代なんで、1曲1曲が短くカットされてる。それも絶対曲の途中なのに、「時間がきたからハイ」って感じでブちぎられてる曲もありそう。でもアルバート・キングのギターと名曲が聞けるので、絶対においしいアルバムです。
タイトル曲が一番有名だけど、「OH,PRETTY WOMAN」(キンクスの曲ではありませんので)や「THE HUNTER」スロウなマイナーブルースのお手本「AS THE YEARS GO PASSING BY」なども聞き所でしょうか。もう一本のギターはSTEVE CROPPERっていうのも渋い感じですね。
このアルバート・キングって人は、写真で見ても分かるぐらいの巨体で、左利きなんで、左でギターを弾くんですが、普通の人はサウスポー用のギターを弾くのが普通ですよね。(つまり左右逆のモデル)でも、この人は右利き用のギターをそのまま逆さまにして弾いちゃいます。これがどれぐらいスゴイというか、変なのは右利き用と左利き用では、弦の張り方が逆なんで、右利き用では左手の親指側から6弦低い音から下へ1弦高い音に弦がはってあるものなんです。これは左利きのジミ・ヘンドリックスも右利き用をそのまま左でひいてましたが、さすがに弦の1~6弦は左用に張り替えてました。でもアルバートキングはそのまま弾いちゃうんでよね。
昔、子供のころに左利きだけど右利き用のギターしかなかったからそのギターで練習してたらそういうスタイルのなったということなんですが、普通ならまともに弾けないはずなのに、アルバートキング節というほかにない素晴らしい演奏をしているんですから。絶句。(でもブルースの世界ではこういう、変態の人って多いそうです)
この、アルバート・キングは、3大キング(BBキング・フレディキング・アルバートキング)の中で、もっともブルースらしい泥臭さと粘っこい演奏と、後のロックギタリストへの影響度がスゴイので、絶対の抑えておきたいギタリストです。この人のギターを聞けば、スティービー・レイ・ボーンやジミ・ヘンドリックス、ジェフ・ベックあたりまで、その影響度がわかりますよ。
最後に「すべてのロックギターはブルースへと繋がる」
