
フリー「フリー・ライブ!」
FREEの「FREE LIVE」である。ロック界で最高のヴォーカリストのひとりであるポール・ロジャースと、カリスマ性たっぷりのギターのポール・コソフ。ドラムのサイモン・カークとベースのアンディ・フレイザーのリズム体は、タイトだけれども、なぜかセクシーさのあるリズム隊で、そこにポール・コソフの泣きにヴィブラート・ギターが絡みつくブルースロック。
とにかく、歌がいい。もちろんボーカルのポール・ロジャースの力量に負うところが大きいのだが、ノリのいい、または覚えやすいメロディーと、ギターのソロも、ヴィブラートでウネウネなんだけど、フレーズ自体はキャッチーなんですよね。
オープニングの「ALL RIGHT NOW」はロックのマスターピースになってしまいました。つづく「BE MY FREIND」や「FIRE AND WATER」、「MR BIG」などすべてが名演と言ってよろしいかと。
ポール・ロジャースについては、フリー脱退後の「BAD COMPANY」での曲のほうが、よりポール・ロジャースらしいかと思うが、ブルースベースドのこのフリーでの曲は、彼のルーツになっていると思う。
また、ギターのポール・コソフは、当時はこのチョーキング・ヴィブラートでスーパーギタリストの仲間入りをしていた、エリック・クラプトンからも「あのヴィブラートはどうやってかけてるの」と聞かれてたりしていたらしい。しかし、ポール・コソフは、フリー解散後はソロアルバムを出したりもしたけど、もう一つパッとせず。若くしてこの世を去ってしまった。
バンド結成時で20歳そこそこのこの渋い演奏はやっぱり、早熟すぎる天才たちのバンドだったという証だんのでしょう。
