2009年8月30日日曜日

ジェフ・ベックの六弦神話が全開!



ジェフ・ベック 「ユー・ハッド・イット・カミング」

ジェフ・ベックの2000年発売のアルバム。20世紀最後の名盤「WHO ELSE!」で今を感じさせるデジタル・ダンスミュージックのインストアルバム(もちろん、それだけではなくオーソドックスなブルースナンバーもあったが)で完全復活した1年後に出たアルバム。今までの「10年に1作」ペースからは信じられないアルバム発表に、ホンとかな、と思ってました。
で、この「YOU HAD IT COMING」。ジェフ・ベックの油まみれの手のアップが印象的なジャケットのアルバムなんだけど、正直に言って曲の出来は荒い。しかし、ジェフ・ベックの当時の音楽を作る意欲の高まりからか、勢いはある。そんなアルバムだ。まず1曲目「EARTHQUAKE」って「地震」て意味だけど、重低音のリフ中心の曲。2曲目の「ROY’S TOY」はワウを使ったリフ・ソロがジェフ独特のリズム感で弾かれるナンバー。個人的にはこのアルバムのフェイバリットナンバー。4曲目の「ROLLIN’ AND TUMBLIN’」はブルースナンバーの新しい解釈でカバー。このアルバムが出た直後の日本のライブではジェニファー・バトンが歌っておりました。そしてこの後のジェフ・ベックのライブの中盤で必ず弾かれる曲が「NADIA」中近東風のメロディーがミディアムテンポのリズムに乗って弾かれる曲。ジェフ・ベックのスライドバーによる神業的な名演が光る曲だ。微妙な音程を選んで、美しいメロディーに仕立てるジェフ・ベックの感覚はテクニック云々というよりは、やはり音楽的なセンスとか才能のレベルが常人とは全くレベルが違うのだろう。もっともだかkらこそ、40年以上、ロックの世界で伝説となって活躍できているのだろうが。