
ジミ・へンドリックス 「ブルーズ」
1998年のジミヘンドリックスのブルース・カヴァー集。しかし、これがまさしくジミのブルースアルバムになってしまっている。ロックギターの革命児的に呼ばれることの多いジミヘンドリックスの、ブルース・ギタリストとしてのアルバムといっても、過言ない出来栄え。
まず、1曲目が「Hear My Train A Comin’」のアコースティクブルース。これだけでも、貴重な音源なんだが、そのあとに、アルバートキングの「Born Under A Bad Sign」を弾いている。この曲ではボーカルなしのギターだけの演奏でこのブルースを弾いているのだ。このエモーショナルで、フィーリングのままにブルージーなフレーズを連発するギターは、まさに聞き応え十分。
他にも「Catfish Blues」や「Voodoo Chile Blues」などの濃い~ブルースが堪能できる。
それにジミのブルースナンバーの定番「Red House」ももちろん収録されてるぞ。
このアルバムを聞けば、過激なジミ・ヘンドリックスの、ルーツの部分、ギターで何かの感情を表現しようとする根っこのところが、理解できるような気がする。